劇評「恐れを知らぬ川上音二郎一座」
劇評 by yumirin 2007年12月01日17:59
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12月1日は、シアタークリエのこけら落とし公演へ。
チケット完売の大人気。
私は東宝の先行抽選で取りました。
まず、シアタークリエ。
元の芸術座と同じ場所に、新しく建て直したもので、先月オープン。
劇場は地下で、こぢんまりしています。
雰囲気は、「ル・テアトル銀座」か「パルコ劇場」に近いですね。
さて舞台が始まりますと登場するのが、講釈師役の堺マチャアキ先生。
もう声が枯れていて、お気の毒ですが、聞きづらいです。
この1ヶ月、毎日、三谷さんからダメ出しが出て、演出を変えて来たそうで。
初演は、どんなものだったのかしら?
講釈師による音二郎一座の解説と同時に、舞台ではパントマイムのスピード演技。
お疲れなのでしょうけれど、ユースケさんも常盤さんも動きのキレ悪し。
このふたりの動き、滑舌発声の悪さに、舟を漕いでしまいました。
この辺り(金返せ!)と思いました。
が、一幕目後半、渡米して舞台のお稽古シーンから、徐々に面白くなりました。
舞台俳優の皆さんは、本当に芸達者で素晴らしい!
しかし、テレビで有名な主役のふたりの演技が何だかなー!
実際の劇中劇「ベニスの商人」が、日本語で話し、展開もメチャクチャと言う設定。
そうなると、ベテラン舞台俳優の皆さんが壊れた演技を始め、主役のふたりが、やっと舞台俳優らしい演技を始めます。
前半は、作為的なコントラストだったのでしょうか?
これも三谷マジック?
劇中劇は、本当に面白かったです。
演出も、お見事でした。
三谷さんは、バックステージものが得意ですね。
「エキストラ」を思い出しました。
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