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October 06, 2005

ITコラム第11回「いかに情報収集能力を磨くか~バーチャル篇~」をヒューマンリソシアホームページにて公開(10/5)

既報「ヒューマンリソシアホームページにてコラム「ITコンサルタントが語る必要スキル」を連載開始(12/13)」の通り、前職の頃からつきあいのあった人材派遣、正社員紹介の会社である「ヒューマンリソシア」のホームページにおいて、2004年12月1日にオープンしたテクニカルサイトで、コラムを連載しています。
「求められるスキル・資格とその実情~ システム分析から運用まで ~」というテーマで、私のソフトウェア開発企業でのエンジニア、プロジェクトマネージャ、採用担当者などの経験をベースに、昨今の情報を盛り込んでいくことで、今、求められているスキル・資格とその実情を、毎回テーマを決めて述べてみたいという趣向です。

先日、その第11回「いかに情報収集能力を磨くか~バーチャル篇~」が公開となりました。
今回も私自身の経験を織り交ぜながら、私が常々考えていることである「いかに情報をかき集めるか」から「いかにムダな情報にをかき集めないか」への変化、「本当に有用な情報を見失わずに活用するか」について、じっくりと述べてみました。
下記にてお読みください。

「ITコンサルタントが語る必要スキル - ヒューマンリソシア」
http://tec.resocia.jp/column_it/index.html

※ 2014/8 追記 上記サイトの移転再編に伴い、このコラムにアクセスできない状態が続いていますので、このブログに本文を掲載することにしました。なお、資格名などは掲載当時のものであることをご了承ください。

第11回 いかに情報収集能力を磨くか~バーチャル篇~

 インターネットを扱った新聞や雑誌の記事を読むと、よく「情報の洪水」という言葉に出会います。この言葉が使われ始めたのは、この10年ほど前からだったと思いますが、TVやラジオ、新聞、雑誌などの既存のメディアが主流の頃は「洪水」と呼ぶほどの情報流入過多な状態はなかったからなのでしょう。よって、当時の「情報収集能力」は「いかに情報をかき集めるか」でした。無論、ビジネスには良質な情報が必要ですが、既存のメディアには「情報を選択し付加価値をつけて再発信する」役割があり、コストさえ払えば、それほど苦労することなく一定の質の情報の入手が可能でした。その代わり、画一化する傾向は否めず、例えばエンジニアもコンピュータ営業担当者も、顧客から
  「今月の○○コンピュータ(雑誌名)は読んだかね? あの特集にでていた製品の件なのだが」
と聞かれれば、
  「もちろん読んでます、H社の製品ですね。3か月前の号でも紹介されてましたが」
と応えられるようにせよ等という教育がされていたという話すらあります。

 さて、すでに私達が慣れ親しんでしまっているインターネットの「情報の洪水」においても、実はこの「画一化する傾向」はあまり変わっていないかもしれません。例えば、同じ時期に同じ言葉を同じ検索エンジンに放り込んでやれば、似たような結果が得られます。しかし、既存のメディアとインターネットでは大きく違う要素があります。それは「良質な情報をいかに効率的に得るか」です。

 もちろん、インターネットにおいても、コストさえ払えば、それほど苦労することなく良質な情報を提供してくれるサービスはあります。しかし、情報収集能力を磨けば、既存のメディアや有償サービスに負けない、どころか、明らかに上回る良質な情報を短時間に低コストで得ることができます。ただし、この現代の情報収集能力は「いかに情報をかき集めるか」ではありません。あえて言えば「いかにムダな情報にをかき集めないか」であり「本当に有用な情報を見失わずに活用するか」ということになるでしょう。

 実際に「これが紙だったら大変だろうけど、電子情報だから、いくら集めても別に邪魔にはならないし、いつか役にたつかもしれないし…」などと言いながら、大量の無価値な情報を溜め込んでいる方も多いようです。巨大なハードディスクやメールボックスが利用可能になった昨今、インターネットというバーチャルな空間における情報収集では「情報の重さがゼロになった」と感じる気持ちは理解できます。しかし、こういう方が非常に起こしやすいのが「本当に大事な情報を見失う」というトラブルです。

 大事なファイルを間違って消してしまうというトラブルは、自動バックアップなどで予防できます。しかし、大量に情報を溜め込んだ結果、バックアップが面倒になり、その状態で大事なファイルを見失ってしまった場合、時には取り返しがつかないことがあります。加えて、ディスク障害などで、データを失った場合「何をなくしたのかわからない」という事態に陥る危険性があります。「確かにあるんだけど、どこにあるかわからない」ことは「消してしまった」ことと、同じどころか、より大きな問題を引き起ことすらあるのです。

 ということで、インターネットを含むバーチャルな空間において、情報収集能力を磨く方法は「いかにムダな情報にをかき集めないか」であるというのが一つの結論です。しかし、この姿勢を貫くには、経験や知識が必要だと思います。また「本当に大事な情報を見失うことなど無い」という方もいらっしゃるでしょう。であれば、(そういう方であればご存知とは思いますが)デスクトップ検索ツールの導入をお勧めします。例えば、私も活用していますが、「Googleデスクトップ」は無料提供されている検索ツールで、インターネット上の情報に対する検索と同じやり方で、自分のパソコンの中身を検索できます。もちろん、こういうツールは手元の大量の情報をある程度整理してから使う方が良いのですが、そうでなくても、自分のパソコンの中身の検索を繰返しているうちに、実は何が必要で、何が必要でないかが、少しずつ見えてきます。実は、この経験は、結果的にあなた自身の持っている知識、スキル、キャリア、資格などの棚卸にも効果があると思います。

 デスクトップ検索ツールとしては、「Googleデスクトップ」以外にも多くのフリーまたは有料のツールがあります(UNIX/Linuxなどのgrepもいわばデスクトップ検索ツールのコマンド版といえるでしょう)。貴方のニーズや好みに合ったものを探してみると良いと思います。ただし、どんなツールを使おうにしても、元の情報のバックアップはお忘れなく。

(第11回 了)

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