富士通とKDDIが無線LAN搭載の企業向けBREWケータイソリューションで協業(3/25)
3月7日、富士通とKDDIはニュースリリース「無線LAN対応のau携帯電話を活用したモバイルソリューションで協業 ~無線LAN対応のau携帯電話と富士通のIPテレフォニーシステムによりオフィスのテレフォニー環境を変革~」を発表しました。
これは、無線LAN機能搭載の企業向けBREWケータイである「E02SA」を活用したモバイルソリューションに関して両社が協業し、顧客のワークスタイルの変革をサポートしようというものです。
富士通というと、ドコモFOMAのFシリーズ等で知られ、BREWケータイには関わっていない端末メーカーですが、実は、国内で初めて、マルチキャリア対応の無線LANデュアルシステムを実現しています。
富士通に限らず、企業向けソリューションにおいては、一般消費者向けとは異なるスタンスや連携、戦略を見せる企業は少なくありません。
特に学生さんに多いのですが、企業がCMなどで見せる一般消費者向けのメッセージだけを根拠に「この会社とあの会社は仲が良いので…」というような思い込みをする方がいるようです。
しかし、既報「松下のBREWアプリをリモート起動する位置確認ソリューション(3/5)」で紹介しました松下グループを見てもわかるように、BREWの能力を活かして、キャリアやデバイスの種類を超えたサービスを提供する動きが表面に出てきています。
私自身も、けっして先入観に囚われることなく、今後の動静をウォッチしていきたいと思っています。
今回のニュースリリース全文は下記でご覧下さい。
KDDI ニュースリリース (2006年3月7日)
無線LAN対応のau携帯電話を活用したモバイルソリューションで協業
~無線LAN対応のau携帯電話と富士通のIPテレフォニーシステムによりオフィスのテレフォニー環境を変革~
[ http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0307a/index.html ]
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