【BREW JAPAN Conference 2006フォロー】クアルコム山田社長が図示した次世代BREW(5/25)
既報「【BREW JAPAN Conference 2006フォロー】セミナー資料のダウンロード開始」でお知らせしました通り,5月9日(火)に、東京のホテルオークラにて開催されたBREW JAPAN Conference 2006に参加してきました。
このカンファレンスにおけるクアルコム山田社長の講演から,次世代BREWに関する情報を追記します。
昨年の既報「「BREW4.xも」クアルコム松本社長(当時)インタビューがインターネットマガジンにて(2/6)」でも紹介しましたが,クアルコムは早い段階からBREWバージョン4のイメージをアピールしていました。
このインタビューから1年以上が経過し,BREWバージョン3の普及が進む中で,今回のBREW JAPAN Conference 2006では,山田社長の講演において「次世代BREW」の姿を垣間見せる図が提示されました。
この図では「BREW 4.X」ではなく「次世代(Next generation) BREW」として描かれており,BREWバージョン3.1までのような拡張REX(マイクロカーネル=ディスパッチャーとなるチップセットソフトウェアで実質的なOS)の上に載るCO-OSではなく,マイクロカーネルに関するサービスをも司る存在(OS)になることが図示されています。
また,アプリケーション毎のメモリ保護や,プリエンティブ・マルチタスクを実現すべく強化されることも明示されましたが,1年前に「インターネットマガジン」2005/3号で提示された「BREW 4.X」の図に比べて,より詳細な図が示されることはありませんでした。
今後の発表に注目したいと思います。
詳細は下記からセミナー資料をご覧下さい。
BREW JAPAN.COM セミナー情報
[ http://www.brewjapan.com/seminar/report2006/index.html ]
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