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June 28, 2006

クアルコムの3Dグラフィックス・ソリューションQ3Dimension(6/28)

 今月9日,クアルコムジャパンはプレスリリース「3G通信事業者、携帯端末メーカー各社がクアルコムの「Q3Dimension」を採用、ワイヤレス・コンテンツに新たな生彩を加える3Dグラフィックス・ハードウェア・アクセラレーター」を発表しました。
 これは,クアルコムのケータイ向け3Dグラフィックス・ソリューションであるハードウェア・アクセラレーター「Q3Dimension」が,ケータイ端末メーカー各社に採用され、世界各国で提供されていることを述べたものです。

 3次元(3D)グラフィクス技術については,ゲームのみならず、ユーザーインターフェース、ナビゲーションサービス、アバターなどへの活用が進んでいますが,開発に必要なコストや技術が高くなるだけではなく,ケータイ端末側への負荷も大きくなりがちです。例えば,3D用のコプロセッサ(追加CPU)を搭載した場合,ケータイのサイズや重さが大きくなるだけでなく,バッテリーの消費も早くなってしまいます。
 そこで,クアルコムは,Q3Dimensionを同社提供のプロセッサに標準搭載することによって,コプロセッサを不要としたわけです。また,既報「Open GL ESを使った3Dアプリの開発を学べる「BREW JAPAN Seminar 2006」(6/13)」などで紹介しましたとおり,BREWと業界標準のAPIである「Open GL ES」が活用できることで,開発期間の短縮や開発効率の向上が実現します。

 クアルコムは、開発会社などとの協業を進めており,プレスリリースには,既報「エイタロウソフトのBREWコラム「OpenGL ESにより広がるBREWの世界」(4/21)」で紹介しましたエイタロウソフトや,Electronic Arts,ハドソン,セガ,タイトーなどの名前があがっています。

 ケータイでの3Dグラフィクスについては,プロセッサの能力不足やアプリの実質的な制限に加えて,必要性を疑問視する声もあるようですが,パソコンやゲーム機で3Dグラフィクスが当たり前になっている昨今においては,利用者の当然のニーズになってくるでしょう。また,ケータイとパソコンやゲーム機で,3Dグラフィクスアプリ開発技術の共通化が進展すれば,3Dの方が質の高いアプリを早期に提供できるようになるかもしれません。

 「Q3Dimension」の詳細は下記のニュースリリースをご覧ください。

クアルコムジャパン プレスリリース
3G通信事業者、携帯端末メーカー各社がクアルコムの「Q3Dimension」を採用、ワイヤレス・コンテンツに新たな生彩を加える3Dグラフィックス・ハードウェア・アクセラレーター
[ http://www.japancorp.net/japan/Article.Asp?Art_ID=33893" ]

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June 21, 2006

ワイヤレスジャパン2006でBREW関連の注目コンファレンスが(6/21)

 来月19~21日,東京ビッグサイトで開催される展示会「ワイヤレスジャパン2006」におけるコンファレンスのメニューが公開されています。主催者であるリックテレコムのホームページによると,BREW関連の注目すべきコンファレンスとしては,下記が予定されています。

【2006年7月19日(水)】

10:55~11:40 移動と固定の融合で拓く次世代モバイルブロードバンド時代
KDDI 代表取締役社長 兼 会長
小野寺 正 氏

14:00~14:50 携帯放送のWin-Winモデル ~MediaFLOのビジネスモデル、サービス、技術の全貌 アップデート情報と米国先行事例を紹介~
クアルコムジャパン ビジネス開発マネージャー
小菅 祥之 氏

15:00~15:50 IEEE802.20の詳細解説と次世代技術の展望 ~MBTDD-Wideband とMBFDD~
クアルコムジャパン 標準化担当部長
石田 和人 氏

16:00~16:50 Embedded Application PlatformとしてのBREW
クアルコムジャパン テクノロジーマーケティング担当部長
占部 敏之 氏

【2006年7月20日(木)】

10:55~11:40 モバイルインターネットの新たなる方向性
KDDI 執行役員 コンテンツ・メディア事業本部長
高橋 誠 氏

【2006年7月21日(金)】

12:00~12:50 KDDI電話網のオールIP化とNGN/「ウルトラ3G」へ向けた展開(仮)
KDDI 技術渉外室 企画調査部長
三澤 康巨 氏

12:45~13:30 3G/4GとIEEE802.20
クアルコム米国本社 上級副社長
松本 徹三 氏

15:00~15:50 3Gの広帯域化 1xEV-DO Revision B(仮)
クアルコムジャパン 事業戦略部長
前田 修作 氏

 今回のコンファレンスの各コースの中で,もっともお勧めしたいのは,クアルコムの占部さんによるBREWの解説「Embedded Application PlatformとしてのBREW」を含むJコース「スマートフォン開発フォーラム ~アプリ開発プラットフォームの全貌~」です。このコースは,(私も連載記事を書いていました)「ITメディアモバイル」での連載でもおなじみの神尾寿さんを皮切りに,Symbian,ケータイLinux,Windows Mobile,そしてBREWと,ケータイOSの技術動向を網羅した内容になっています。
 残念ながら私は受講できませんが,ケータイOSの真髄に触れたい方は,参加を検討されてはいかがでしょうか。

 ワイヤレスジャパン2006のコンファレンスについては,下記の案内ページをご覧ください。また,ご参加の前に最新の情報を確認されることをお勧めします。

ワイヤレスジャパン2006 コンファレンス 詳細
[ http://www.secretariat.ne.jp/wj2006/conf_detail.html ]

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June 20, 2006

ソフィア・クレイドルがBREW向けデータ圧縮ソフトを世界同時無償リリース(6/20)

 今月15日,ソフィア・クレイドルはニュースリリース「BREW向けデータ圧縮ソフトを世界同時無償リリース ~ 平均圧縮率66%、ソースコード提供、携帯Javaでも利用可能 ~」を発表しました。
 これは,同社のBREW向けデータ圧縮ソフト「SophiaSCALE」を、同社製品ユーザーに、ソースコード付きで世界同時に無償で提供するというものです。なお,既にリリース済みの携帯Java対応版も同時に提供されますので、2つを併用する事により、両方のプラットフォームで同じ圧縮データを使用できることになります。

 去年6月にこのブログでも取り上げましたとおり(「ソフィア・クレイドルがBREWアプリ圧縮ツールを海外へ出荷(6/17)」参照),ソフィア・クレイドルは世界唯一のBREWアプリ圧縮ソフト「SophiaCompress(BREW)」を開発し,世界中のコンテンツプロバイダやゲームメーカーなどに多数の導入実績があります。

 今回の「SophiaSCALE」はアプリ本体ではなくデータを対象とするもので,例えば,15から20KBのサイズの着メロのデータで66%以上の平均圧縮率を実現しています。
 「SophiaSCALE」の携帯Java版は,2004年にリリースされており,SophiaSCALEによって圧縮されたデータは、BREWケータイとJavaケータイの両方で使用できることも大きな特長といえるでしょう。
 なお,日本で普及が進みつつあるBREWバージョン3にはデータの圧縮・展開機能がありますが,海外で多く用いられているBREWバージョン1にはありませんので,今回の圧縮ソフトは海外でも大きな注目を受けることになるでしょう。

 なお,既報「ソフィア・クレイドルのBREWプログラミング入門に次々と新テーマが掲載(4/29)」などでも紹介しましたとおり、ソフィア・クレイドルは最新技術のBREWへの実装と、ノウハウの公開を進めていますので,私は,これからBREWについて勉強したいという方に,同社ホームページの一読をお勧めしています。

 詳しくは下記からニュースリリースをご覧ください。

BREW ソフィア・クレイドル
BREW 向け データ圧縮ソフトを世界同時無償リリース
[ http://www.s-cradle.com/news/pressrelease/2006/20060615.html ]

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June 16, 2006

連載コラム第19回「集中力とは五感を研ぎ澄ますこと」をヒューマンリソシアホームページにて公開(6/16)

 今回はBREWに関する話題を離れまして、RunDog.orgの最新動向です。

 昨年の既報「ご愛読感謝!ヒューマンリソシア「ITコンサルタントコラム」が2年目に突入(12/5)」で紹介しましたとおり、「ヒューマンリソシア」のホームページにおいて、「求められるスキル・資格とその実情~ システム分析から運用まで ~」というテーマのコラムを連載しています。

 先日、このコラムの第19回として、「集中力とは五感を研ぎ澄ますこと」が掲載されました。前回の「仕事の波に飲まれない方法」で紹介しました「自分の仕事を客観視できる能力」に関連して、今回は「集中力」をテーマに取り上げています。

 下記にてお読みください。

「ITコンサルタントが語る必要スキル - ヒューマンリソシア」
http://tec.resocia.jp/column_it/index.html

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June 15, 2006

ワーカービーのW杯ゲームアプリ連動プレゼントキャンペーン (6/14)

 今回は,ゲームカレッジでの私の講座の卒業生やインターン中の受講生がお世話になっているワーカービーからニュースリリースを送っていただいたので紹介しましょう。

 ワーカービーは,6月8日よりau(KDDI)のEZweb公式サイト「Living Games」にて、ドイツ直送のサッカーグッズ「ミニボール」「Tシャツ」「キャップ」が抽選で当たるキャンペーンを実施しています。しかし,このキャンペーンに応募するには,「Living Games」にアクセスして無料のゲームアプリ「PKゲーム」をダウンロードしてプレイし,勝つ必要があります。7月18日まで実施中とのことですので,サッカーファンの方でしたら,この個性的なキャンペーンに是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。ご希望の方のご武運を祈ります。

 詳しくはワーカービーのホームページ「Living Games」をご覧ください。

ワーカービー「Living Games」
[ http://www.livinggames.jp/ ](PC, EZweb共通)

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June 13, 2006

Open GL ESを使った3Dアプリの開発を学べる「BREW JAPAN Seminar 2006」(6/13)

 今回は,いつも情報を送って戴いているBREW JAPAN.COM運営事務局から「BREW JAPAN Seminar 2006締め切り間近!」とのメールが届きましたので紹介します。

 昨年の既報「6/11から「BREWワークショップ」開催(4/7)」で紹介しました通り、デジタルハリウッドは、開発経験者向けの「BREW JAPAN SEMINAR」とBREW開発を目指す初心者の方向けに実機やサンプルを使い、エミュレータで開発したアプリを実機で動作させるまでを講習する「BREWワークショップ」を開催してきました。
 今回のセミナーでは,BREWプラットフォームでアプリを開発し、且つ3Dアプリの開発を予定している技術者向けに、Q3Dを使った3Dアプリケーションの開発の仕方やTipsを講習するとのことで,より実践的な内容になっています。
 私は惜しくもスケジュールが合わず,しかも,受講資格を満たしていませんので,今回も見送りですが,このセミナーを契機として,BREW上で実践的な3Dアプリの開発が行える技術者がどんどん増えることを応援したいと思います。

 下記は案内の転載です。

BREW JAPAN Seminar 2006

【セミナー名】
「 BREWによるOpen GL ESを使った携帯3Dアプリの開発実習 」

【セミナーの内容】
 BREWプラットフォームでアプリを開発され、且つ3Dアプリの開発を予定している
 技術者向けに、Q3Dを使った3Dアプリケーションの開発の仕方やTipsを講習、実
 践的な3Dアプリの開発が行えるようになる事を目標とします。
 (詳細カリキュラムは以下を参照ください)

【開催日程】
 日程:6/26月、27火、28水、29木
 時間:10:30~18:30(10:00開場)

【受講資格】
 1.BREWの開発者であること。(KDDIにCPとして登録済み、もしくは受託等
  により商用アプリを開発済み)
 2.3Dアプリ(マスコットカプセル等ソフトウェアエンジンを含む)の開発経験
  がある、もしくは計画中であること。

【定員】
 各セミナー13名(先着順)

【受講料】
 42,000円(税込)
 (教材費、副読本『OpenGL ES ゲーム開発技法』/Dave Astle/Dave Durnil著、
  松田晃一/秦勝重監訳含む )

【会場】
 デジタルハリウッド池袋校
 http://www.dhw.co.jp/school/location/ikebukuro/location_ikebukuro.html
 *会場への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
 お問い合わせはこちらまで(03-5281-9240 BREWJAPAN事務局)

【カリキュラム】
 1.OpenGLロードマップ
 2.OpenGL ES概要
 3.BREW+OpenGL ES実習
 4. BREW OpenGL ES TIPS
  
■申し込み
 上記詳細と参加登録は下記ウェブサイトから。
 http://www.brewjapan.com

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June 12, 2006

捜索ご協力のお願い[SOS]

今回はRunDogからの緊急のお知らせとお願いです。

私が敬愛する映像作家である,かわなかのぶひろさんからのSOSが届きました。
皆さん,ご協力をお願いします。

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6月9日(金)JR品川駅・京浜急行に乗り換えるための精算窓口で、小型のショルダーバッグを置き忘れてしまったのです。
アンディ・ウォーホルの(シルク作品ジャクリーンの顔がプリントしてある)ど派手なバッグです。

中にはパナソニックのビデオカメラ、スケジュール手帳、名刺ホルダー、福岡行きの往復航空券、私学共済の健康保険証、薬局で処方してもらったクスリ、いくつかの案内状を入れたフォルダー等々が入っていました。
なぜ保険証やクスリが入っていたかについては、体調が落ち着いたら“悪夢の先週”について記述しますが、いまだ出てこないこのバッグを、もしも街で見かけ(路端に捨ててあったり、誰かがぶら下げていた)たら、報せて下さい。

このバッグはN.Yの友人からプレゼントされたもので、モンローやエリザベス・ティラーではなくジャクリーン・ケネディのプリントというのは日本では珍しいものです。
バッグじたいや中身の大半はどうにでもなるけれど、スケジュール手帳(テレホンアドレスつき)や撮影済みテープ、交換した名刺などは復元できません。
とりわけスケジュールは、手帳に記入した時点で忘れることもしばしばあるので、大事な約束が蒸発しているのではないかという不安に、日夜悩まされています。
もしも見かけたら、よろしくお願いいたします。
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ということで,私宛か,RunDogがサポートしているBBS「かわごちコラム」(http://rundog.cool.ne.jp/cgi-bin1/kawagochin.cgi)まで,御連絡を宜しくお願いいたします。

※写真はジャクリーン・ケネディ(参考写真)
Joh

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June 10, 2006

BREW 2006 Conferenceでメディアソケットが「うたとも」を展示(6/9)

 既報「BREW 2006 Developer Awardsで日本の3アプリが大賞受賞(6/6)」でお知らせしましたとおり,今回の通信アプリケーション部門では,ソニーとメディアソケットによる「うたとも」がアワードを受賞しました。

 「うたとも」はau(KDDI)の音楽サービス「LISMO」において,ソニーが供給しているコミュニティサービスで,BREWアプリの開発をメディアソケットが担当しています。
 これに合わせて,メディアソケットは,BREW 2006 Conferenceの展示コーナーに「うたとも」を出展していたことが,ケータイWatchに写真付きで掲載されています。

 なお,昨年の既報「BREW 2005 Awardsで日本からの2社がWinnerに(6/6)」で紹介しました通り,メディアソケットは単独で「POPメーラ」により昨年度の同部門のアワードに輝いています。方向の異なるソリューションで連続受賞したという同社は,世界的に注目されていることは間違いありません。

 ちなみに,拙著「ケータイビジネスを革新する技術 BREW」において,ナノ・メディアのEPG事業部プロデューサ・テクニカルマネージャとしてインタビューさせていただいた伊草雅幸さんは,現在,メディアソケットのCOOに転進されており,先日,お伺いして情報交換をしてきました。内容はもちろんここには書けませんが,メディアソケットの今後の動静には目が離せないと心に刻んできました。

 BREW 2006 Conferenceでのメディアソケットの展示に関しては,プレス(ケータイWatch)のページをご覧下さい。

ケータイWatch
【BREW 2006 Conference】メディアソケット、LISMOのコミュニティサービスを紹介
[ http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/event/29459.html ]

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June 06, 2006

BREW 2006 Developer Awardsで日本の3アプリが大賞受賞(6/6)

 5月31日~6月2日に米サンディエゴで開催された「BREW 2006 Conference」において,毎年恒例の「Developer Awards(大賞)」が発表され,3つの部門において日本からノミネートされたアプリが大賞を受賞しました。

アップアンドカミング (新進) アプリケーション部門:
・EZ Naviwalk (NAVITIME JAPAN CO. Ltd.、日本)

通信アプリケーション部門:
・Uta-tomo (Music Friends) (Sony Corporation/Media Socket Inc.、日本)

情報アプリケーション部門:
・Barcode Reader & Maker (3Gvision Inc./ MEDIASEEK Inc.、日本)

 既報「BREW 2006 Developer Awards のファイナリストに日本から数社が登場(5/22)」にて紹介しました通り,今年も多くの部門において,日本(系)のコンテンツプロバイダーがファイナリストに名を連ねていました。

 詳しくは米クアルコムの公式ページまたは,プレス(ケータイWatch)のページをご覧下さい。

Qualcomm
BREW 2006 Developer Awards (英語)
[ http://brew.qualcomm.com/brew/brew_2006/awards/awards.html ]

ケータイWatch
【BREW 2006 Conference】BREW 2006 Developer Awards、auの主力アプリが3部門で受賞
[ http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/event/29478.html ]

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