クアルコムの3Dグラフィックス・ソリューションQ3Dimension(6/28)
今月9日,クアルコムジャパンはプレスリリース「3G通信事業者、携帯端末メーカー各社がクアルコムの「Q3Dimension」を採用、ワイヤレス・コンテンツに新たな生彩を加える3Dグラフィックス・ハードウェア・アクセラレーター」を発表しました。
これは,クアルコムのケータイ向け3Dグラフィックス・ソリューションであるハードウェア・アクセラレーター「Q3Dimension」が,ケータイ端末メーカー各社に採用され、世界各国で提供されていることを述べたものです。
3次元(3D)グラフィクス技術については,ゲームのみならず、ユーザーインターフェース、ナビゲーションサービス、アバターなどへの活用が進んでいますが,開発に必要なコストや技術が高くなるだけではなく,ケータイ端末側への負荷も大きくなりがちです。例えば,3D用のコプロセッサ(追加CPU)を搭載した場合,ケータイのサイズや重さが大きくなるだけでなく,バッテリーの消費も早くなってしまいます。
そこで,クアルコムは,Q3Dimensionを同社提供のプロセッサに標準搭載することによって,コプロセッサを不要としたわけです。また,既報「Open GL ESを使った3Dアプリの開発を学べる「BREW JAPAN Seminar 2006」(6/13)」などで紹介しましたとおり,BREWと業界標準のAPIである「Open GL ES」が活用できることで,開発期間の短縮や開発効率の向上が実現します。
クアルコムは、開発会社などとの協業を進めており,プレスリリースには,既報「エイタロウソフトのBREWコラム「OpenGL ESにより広がるBREWの世界」(4/21)」で紹介しましたエイタロウソフトや,Electronic Arts,ハドソン,セガ,タイトーなどの名前があがっています。
ケータイでの3Dグラフィクスについては,プロセッサの能力不足やアプリの実質的な制限に加えて,必要性を疑問視する声もあるようですが,パソコンやゲーム機で3Dグラフィクスが当たり前になっている昨今においては,利用者の当然のニーズになってくるでしょう。また,ケータイとパソコンやゲーム機で,3Dグラフィクスアプリ開発技術の共通化が進展すれば,3Dの方が質の高いアプリを早期に提供できるようになるかもしれません。
「Q3Dimension」の詳細は下記のニュースリリースをご覧ください。
クアルコムジャパン プレスリリース
3G通信事業者、携帯端末メーカー各社がクアルコムの「Q3Dimension」を採用、ワイヤレス・コンテンツに新たな生彩を加える3Dグラフィックス・ハードウェア・アクセラレーター
[ http://www.japancorp.net/japan/Article.Asp?Art_ID=33893" ]














