応用情報技術者標準教科書(2013年版) 完成
私の単独著作としては3年連続5冊目となる「2013年版 応用情報技術者標準教科書」が完成しました。
11月23日頃発売の見込みです。
この本は「試験合格のために必要な知識を密度高くまとめた受験者必携の一冊」として、昨年度出版した「応用情報技術者試験合格テキスト(2012年版)」をベースに、今年発表された新シラバスと最新の2試験の出題内容などを用いて約650項目の書換えと追記を行ったものです。
また、読者の方から「(合格テキストは)索引の項目数が少ない」と指摘を受けたこともあり、約1,200項目だった索引を3.3倍の4,000項目に増強しました。
以上の改善を受けて、タイトルを「合格テキスト」からオーム社の伝統である「標準教科書」に変えたのが本書です。
「合格テキスト」と同様に単色刷りにした理由は、他の試験に比べて「受験する方が既に得意分野をお持ちのはず」だからです。著者が思い込みで勝手に色を着けるのではなく太字にする程度にしておき、読者の方が必要と思うところをマーカーや赤ペンで目立つようにしてもらう方がメリットがあると考えました。
もちろん、単色刷にすることで定価を下げられます。「合格テキスト」よりも42ページ増えて658ページになったにも関わらず、結果的に定価据え置きどころか300円下げて2730円(本体2600円+税)にして貰うことができました。
また、紙質の改善により重量も730gから660gに減っています(どちらもカバー込みで私の実測です)。厚い本ですが、少しでも持ち運びやすくなっていたらと思います。
本書が応用情報技術者試験に挑戦される皆さんに貢献できましたら幸いです。
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